光化学オキシダントとは何?

光化学オキシダントとは

自動車や工場から出る排ガスには、窒素酸化物や炭化水素が含まれています。これらが太陽光にあたることで発生するのが光化学オキシダントという物質です。

光化学オキシダントはいつ発生しやすいの?

夏場、日差しが強く暑い日に、風が吹かないなどの条件が重なった時に光化学オキシダントが発生しやすくなります。

光化学オキシダントが発生するとどうなるの?

chikachika光化学オキシダントが発生し、大気中の濃度が上昇すると、空が霞んだり、白くもやがかかったような状態になることがあり、この状態のことを光化学スモッグと呼んでいます。
ちなみにスモッグとは、煙(スモーク)と霧(フォッグ)から作られた造語です。

光化学スモッグが発生すると、目がチカチカしたり、のどがイガイガしたり(目や喉の粘膜を刺激)します。

光化学オキシダント(スモッグ)の監視は?

和歌山県では、光化学スモッグが発生しやすい5月から10月にかけて特別監視を実施し、実際、光化学オキシダントが発生しそうになると「光化学オキシダント(予報)」や「光化学オキシダント(注意報)」などを出しています。

予報や注意報が出たときどうすれば?

屋内に入りましょう光化学オキシダント注意報・警報が発令されているときは、 屋外での運動は避け、できるだけ外出は控え、屋内に入ってください。

くわしくは「注意報等が発令されたら」のページをご覧ください。